広島・小園 難敵破った猛打賞 東キラーの本領発揮「何とか食らいついたと」 チームに今季初2カード連続勝ち越し

6回、同点となる適時三塁打を放ち、指を立てる小園(左)=撮影・北村雅宏
適時三塁打を放つ小園
7回、適時打を放つ代打・前川
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 「広島3-1DeNA」(21日、マツダスタジアム)

 広島が競り勝ち、今季初の2カード連続勝ち越しを決めた。1点を追う六回に小園海斗内野手(25)の適時三塁打で追いつくと、続く坂倉将吾捕手(27)の打球に敵失が絡み、逆転に成功。七回にも1点を加え、今季4度目の対戦で難敵・東を攻略した。ここから大きな波に乗る!

 雨上がりのマツダに復活を告げる快音が3度、響いた。小園らしい華麗なバットコントロールで、今季3度目の猛打賞を記録し、2カード連続勝ち越しに貢献。「良かったです」と、短い言葉に充実感を込めた。

 1点を追う六回に反撃に転じた。1死一塁で迎えた第3打席。カウント2-1から、「良いポイントでしっかり対応することができました」と、東のスライダーを右中間へ運ぶ適時三塁打で、試合を振り出しに戻した。続く坂倉の打ち取られた打球を二塁手・成瀬が後逸し、小園が逆転のホームを踏んだ。

 “東キラー”ぶりは健在だった。昨季は東に対し、25打数9安打、打率・360と好相性を誇ったが、今季は試合前まで9打数無安打。「自分の調子、感覚も含めてなかなか成績を残せていなかった」と抑え込まれていたが、この日は適時三塁打を含め、四回に右前打、八回には左前打を放ち左腕から3安打。「球の軌道をしっかり描きながらできた。東さんから打っていなかったので、何とか食らいついたという感じですね」と高いコンタクト能力で白球をヒットコースへと飛ばした。

 5月に入って徐々に調子を取り戻しつつあるが、4月を終えた時点で打率は・200。打席ごとに足の上げ方、トップの作り方などを試行錯誤し、上昇へのきっかけを模索してきた。これで4試合連続安打。「いろいろ試しながらですけど、まだ良くなっていくとは思います」と、本領発揮はここからだ。

 チームとしても苦手意識を払拭する一戦となった。東とは早くも今季4度目の対戦。ここまでの3試合は左腕から見て2勝0敗、防御率0・47と手玉に取られていた中で、ようやく攻略に成功した。新井監督は「素晴らしい投手なんで、チャンスは少ないとは思ってたんですけど、いい攻撃ができたかと思います」と、手応えを示した。

 チームは今季初の2カード連続勝ち越しを達成。小園の上昇気配とともに、新井カープも波に乗りつつある。「自分の成績も含め、チームの成績も上がっていけるように頑張ります」と背番号5。中軸として、勝利に直結する一打を放っていく。

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