広島・中村奨&佐々木 1軍昇格!19日DeNA戦から 今季初2カード連続勝ち越しへ中村奨「とにかく強く打てるように」
広島の中村奨成外野手(26)と佐々木泰内野手(23)が、19日のDeNA戦(マツダ)から1軍に昇格する。佐々木の昇格は新井貴浩監督(49)が明言し、中村奨は18日に1軍昇格に備えた荷物整理のためマツダを訪れた。打撃不振のため2軍降格を経験した2人が、チームを今季初の2カード連続勝ち越しへと導く。
上位進出に欠かせない戦力が1軍に帰還する。2軍での調整が続いていた中村奨と佐々木の1軍復帰が決定した。今季はともに自身初の開幕スタメンに名を連ねたが、打撃不振で2軍に降格。悔しさを糧にファームでバットを振り込んできた2人が、一回り大きくなって戻ってくる。
中村奨は「2番・右翼」で開幕を迎えるも、22試合に出場し、打率・169、0本塁打、0打点と結果を残せず、4月30日に登録抹消。その後は3軍に合流し、打撃を一から見直した。「よそ行きになってた感じがあった。とにかく強く打てるように」と、朝山3軍野手育成コーチと打撃を修正。「時間はあったんでいろいろな取り組みができた」と、複数の映像を見比べながらフォームを分析し、復調へのきっかけを模索した。
2軍合流後は5試合に出場し、20打数5安打、打率・250をマーク。17日・阪神戦(米子)では左翼線への二塁打を放つなど4試合連続安打を記録し、状態を上げていた。「まだあと100試合ぐらいある。巻き返せると思いますし、とにかく優勝に向かって、チームの力になれればいいなと思います」と、5位からの逆襲を狙うチームの起爆剤となる。
佐々木はプロ2年目にして開幕4番を務めるも、28試合に出場し、打率・180、2本塁打、5打点と苦しみ、5月5日に登録を抹消された。ファームでは7試合で打率・345、0本塁打、1打点と格の違いを見せつけ、早期の1軍復帰が決定。全打席をチェックした新井監督は「泰を(1軍に)呼びます。ファームの監督、コーチからも推薦があった」と明かし、打席内容についても「良くなっている」と上昇気配を感じ取った。
本職の三塁に加え、左翼と右翼で2試合ずつスタメンで出場。1軍は6試合連続で一塁・モンテロ、三塁・坂倉の布陣が定着しているだけに、復帰即外野での起用という可能性も十分に考えられる。指揮官は外野守備について「問題ない」と合格点を与えた。
チームは19日から本拠地でDeNAを迎え撃つ。目指すは今季初の2カード連続勝ち越し。苦しみを乗り越えた中村奨と佐々木のバットが、赤く染まったスタンドに歓喜を呼び込む。
