【横山竜士氏】逆転勝ちの広島の勝因は投手陣の粘り 先発・玉村が流れにのみ込まれず試合を作り5投手で無四球リレー貫いた

 「巨人2-3広島」(30日、東京ドーム)

 広島・坂倉将吾捕手(27)が逆転の3号3ランを右翼席にたたきこみ、チームを勝利へと導いた。2点を追う八回2死一、二塁でルシアーノの直球を一閃(いっせん)。打球が右翼席に飛び込むと、三塁ベンチはお祭り騒ぎとなった。チームは開幕カード以来となるカード勝ち越し。デイリースポーツ評論家の横山竜士氏は「勝因は投手陣の粘りにあった」と指摘した。

  ◇  ◇

 これぞ4番という坂倉の逆転本塁打で、開幕カード以来の勝ち越しを決めたが、勝因は投手陣の粘りにあった。

 今季初登板初先発の玉村は球にキレがあり、二回に先制点を許しながらも崩れなかった。初回以外は毎回走者を背負いながらも自分の間合いを保ち、丁寧な投球で最少失点に抑えた。

 野球は相手との兼ね合いがある。巨人先発のウィットリーは立ち上がりからテンポよく素晴らしい投球で、流れが一気に相手に傾きかねない空気があった。玉村はその流れにのみ込まれず試合を作った。六回の好機で代打を送られ降板となったが、先発として十分に評価できる投球だった。

 坂倉の逆転本塁打がチーム2安打目と苦しんだ打線だったが、相手投手の四球につけ込んで一気に試合をひっくり返した。

 巨人は7四球。対する広島は5投手で無四球リレーを貫いた。野球には守りや攻撃にリズムというものがある。無駄な四球はそのリズムを壊す恐れがあるということを知る試合でもあった。

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