【安仁屋宗八氏の眼】今季初勝利の広島・森下は90球過ぎて単調になった印象 ハーン、森浦、中崎の起用は妥当

3回、中山のゴロを追う森下(撮影・北村雅宏)
8回から登板する森浦(撮影・北村雅宏)
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 「広島5-2巨人」(7日、マツダスタジアム)

 広島の森下暢仁投手が6回1/3を6安打2失点で今季初勝利を挙げた。今季2度目の2連勝に役割を果たしたが、デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は「さらに上を」と期待を込めて課題を挙げた。

  ◇  ◇

 先発の森下は、四回2死満塁のピンチをしのいだことが今季初勝利につながった。ただ、5点リードの七回1死から4連打を浴びて2点を失い、途中降板。90球を過ぎてから投球が単調になった印象は否めなかった。

 並の投手なら6回1/3を2失点で十分だろう。だが、森下にはエースとして、さらに上を期待したい。5点の援護をもらった試合なら、七回を投げ切り、できれば完投まで持っていってほしかった。もっとも、今季初勝利を挙げたことで、今後は気持ちの面でも楽に投げられるはずだ。

 継投では、七回のピンチの場面でハーンが登板し、八回はここまでストッパーを務めてきた森浦がマウンドへ上がった。九回を締めたのは中崎。森浦は2試合連続で抑えに失敗しているが、現状は直球が150キロに届いていない。球威が戻り、左打者の内角をしっかり突けるようになるまでは、この日のような起用でいいだろう。

 中崎は抑えの経験があり、直球の力も以前より増している。ハーンも結果を残しているだけに、森浦が完全復調するまでは、中崎やハーンを抑えとして起用していく形が妥当だろう。

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