広島・中村奨 開幕「2番」スタメン OP戦打率12球団3位「自信に」進化示すデータあり

トレーニングする中村奨(撮影・北村雅宏)
打撃練習で快音を響かせる中村奨
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 初の開幕スタメンを勝ち取った広島・中村奨成外野手(26)が25日、マツダスタジアムでのナイター練習後に取材に応じ、「楽しみ」と語った。オープン戦の打率は12球団3位の・319。結果を残し、27日の中日との開幕戦(マツダ)は「2番・右翼」で出陣する。つなぎ役に徹するとともに、思い切った打撃でチャンスメークの役割を担うことにも意欲を見せた背番号96。打線の中心として、チームをけん引していく。

 確かな自信を胸に、中村奨の9年目が幕を開ける。プロ入り初となる開幕スタメンを勝ち取って迎える26年シーズン。「楽しみです。不安もないし、楽しみのほうが大きい」。充実の春を過ごしたからこその、頼もしい言葉だった。

 「2番」を担う。1番はドラフト1位・平川(仙台大)が務め、3番には小園が構える。平川が出塁した場合は、好機を広げる打撃が求められ、凡退したときには自身が得点機の先駆けとならなければいけない、重要な役割だ。

 「自分が犠牲になってでも、良い形で後ろの打者に回したい。時には、チャンスをつくるという打撃をする」

 チームが得点するために、やらなければいけないこと。求められる的確な状況判断を確実に遂行する決意だ。

 オープン戦は16試合で、12球団3位の打率・319。15安打は同5位タイだ。出塁率、長打率も同2位と、多くの打撃部門で上位に位置する。「出来過ぎです」。白い歯がこぼれた。

 安打の方向性が進化の証し。左翼が5本、中堅が4本、右翼が5本、内野安打が1本。中堅から右翼方向への打球は、9本を数える。

 さらなる成長を目指し、春季キャンプから右打ちを徹底。逆方向に強く打ち返す技術の習得に注力してきた。

 「結果として出てくれた。そこは自信にしていけたらいいなと思ってます」

 右方向への打球は、たとえ安打にならなくても進塁打となる。引き出しを増やし身に付けた広角打法こそが、2番を勝ち取った要因とも言える。

 中日の開幕投手は柳が務める。昨季の対戦は7打数3安打、打率・429と好成績を残した。「本当に良い投手。まず1本打ちたい。去年みたいにうまくいくとは思わないけど、良いものを出したい」と闘志を燃やした。

 オープン戦とシーズンは別物。集められたデータから導き出された弱点があれば、徹底的に攻められる。「実際にシーズンに入って、やってきたことが、できるかどうかになってくる」とした上で、力強く言い切った。

 「そこで打っていかないとレギュラーにはなれない。去年より良い成績を出せるように、頑張ります」。献身の精神と右方向へ打ち返す打撃。広角に快音を響かせるたびに、勝利はぐっと近づく。

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