広島・床田 プロ10年目で初の開幕投手!新井監督試合中に伝えた 「あ、そうなんだと」 日本人左腕・大野以来28年ぶり

 「オープン戦、DeNA4-6広島」(11日、横浜スタジアム)

 広島・床田寛樹投手(31)が10年目で自身初の開幕投手を務めることが11日、決まった。新井貴浩監督(49)が、この日先発していたDeNA戦中に本人に伝え、試合後に報道陣の前で明らかにした。結果と内容を見定める「横一線」の競争が行われてきた中で巡ってきた大役。3月27日・中日戦(マツダ)の先発マウンドで新井政権初の開幕戦勝利を引き寄せる。

 予定されていた5イニングを投げ終えて、ベンチに戻ってきた床田の元に新井監督が歩み寄った。伝えられたのは開幕投手決定の知らせ。床田は「分かりました」と答えたという。初の大役に向け、「緊張は絶対すると思うので。まずはしっかり開幕に向けて良い調整ができればなと思います」と気を引き締めた。

 新井監督は「開幕はトコ」と明言した上で左腕の背中を押した。「そんなに重くならないでいい。投手にとっては、今年のシーズンはトコから始まる。投手にとって名誉なことだと思うから頑張ってもらいたい」。等身大の姿で開幕マウンドに立ってもらうことを望んだ。

 今年は結果と内容を評価基準とした“横一線”の競争が行われ、それは開幕投手争いも例外ではなかった。昨年までは実績も考慮されて春季キャンプ中には開幕投手が決まっていたが、今年はオープン戦の結果も重視。新井監督はキャンプ終了時に開幕投手について、「まだ何も決まっていない」と語り、冷静に見極めてきた。

 その中で、この日の床田は今年2度目の対外試合登板で5回7安打2失点(自責点1)だった。2点リードの二回に味方の失策が起点となり、1点を献上。四回にも1点を失い「ボールで良いところでストライク(ゾーンに)入っちゃった感じだった」と反省するもゲームメークは果たした。

 指揮官も「まずまず、いいピッチングだったと思います」と評価。昨年の開幕投手・森下も有力候補に挙がっていたが、開幕まで残り17日となったタイミングで決断が下された。

 日本人左腕が開幕投手を務めるのは、球団では1998年の大野豊以来、28年ぶりとなる。床田は現時点で「『あ、そうなんだ』みたいな感じです」と大役に対する気負いはないが、「前日とかは寝られないかもしれないです」と素直な心境も明かし、笑みをこぼした。

 昨季はリーグトップタイの3完封も成し遂げ、チーム内での存在感が年々高まる中で立つ、自身初の開幕マウンド。未知の領域で持てる力を出し切り、4年目を迎えた新井カープに勢いをもたらす。

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