【横山竜士氏の眼】広島 床田、森下1年間完走へ、起用法に再考の余地あり クローザーは島内が適任

 「広島春季キャンプ」(5日、日南)

 昨季まで広島2軍投手コーチを務めたデイリースポーツ評論家の横山竜士氏が、キャンプ第2クールに入った広島投手陣の今季起用法について持論を述べた。

  ◇  ◇

 キャンプ初日に日本選手全員がブルペンに入ったという投手陣は、主力の仕上がりの良さが際立って見えた。真っすぐ中心に投球した床田からはツーシームに頼りすぎないという思いが伝わってきた。大瀬良は手術明け、森下も肩のコンディション不良があったが、不安はなさそう。昨年は夏場以降息切れして2桁(勝利)に乗らなかった。悔しさを持ってキャンプに入っているのだろう。

 今年も床田と森下がローテの軸。昨年は強い阪神を追いかけるためシーズン前半からフル回転した形だが、1年間体力を持たせるという意味で登板間隔を空けるなど起用法は考える余地がある。

 2人のコンディションを保つため、戦力層を厚くしたい。森には一本立ちしてほしいし、玉村はもう一皮むけてほしい。先発に転向した栗林は未知なところもあるけど、まずはやってみようというところ。横一線のスタートだからルーキーにもチャンスがあるはずだ。新しい顔が出てきて床田、森下の登板間隔を空ける余裕ができれば、後半戦の大事な試合に2人をぶつけることができる。

 中継ぎ陣も同様だ。まだ決まっていないクローザーにはタフさが求められる。相手に絶望感を与えられる投手が理想だ。現状では、実力、実績、経験を踏まえて島内が適任と考える。森浦は使い勝手のいい投手。イニング頭だけでなく、状況に応じて起用したい。ただ“栗林の穴”を島内一人で埋めるのではない。伸び盛りの益田や辻ら新戦力の台頭に期待したい。

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