広島・遠藤に躍動感 右足高く上がった「指に掛かるようになった」直球復活「手応えがある」

 躍動感あるフォームで、キャッチボールをする遠藤(撮影・市尻達拡)
躍動感あるフォームで、キャッチボールをする遠藤(撮影・市尻達拡)
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 広島・遠藤淳志投手(26)が13日、マツダスタジアムに隣接する屋内練習場で自主トレを行った。マウンドにも上がり、傾斜を使って腕を振った。今オフの自主トレは順調で、直球が指先にしっかりと掛かる感覚がある。自信を取り戻した速球で、開幕ローテ入りを目指す意気込みだ。

 躍動感があった。右腕を振り抜くと、遠藤の右足は高く上がった。白球は、勢いよくグラブに収まる。キャッチボールで指先に残るのは好感触。「(直球に)手応えがある。すごく順調に投げられている」と力を込めた。

 ここ数年で最も感覚が良い。昨年12月、東京都内で右足の使い方について指導を受けたのがきっかけ。「左足が(地面に)着く時に、右足が折れていた」。右足に意識を置くことで、投球動作時に下半身でためた力を効率良く指先から球へ伝えられるようになった。

 浮き上がるような直球が最大の武器。「指に掛かるようになった。戻ってきているな、っていう感じがある」。昨季を振り返り「思い出したらしんどいというか…」と落としていた視線は、もうない。視界は良好だ。

 この日はマウンドにも立ち、5球だけ投げた。傾斜を使った投球練習は今年2度目。早ければ15日から始まる合同自主トレでブルペン入りする予定。体も心も整っている。即戦力の新人が加わる春季キャンプでは激しい戦いが待つ。「先発でいきたい」。目指すのは、開幕ローテ入りだ。

 大きく振りかぶって投げる。今では少なくなったワインドアップモーションは、右腕の代名詞と言える。しなやかな腕の振りから投げる直球で、競争を勝ち抜く。

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