現役引退の広島・上本氏 「幸せです」地元の広島・福山で最後のユニ姿 感謝の柵越え!ベルトプレゼントのサプライズも
今季限りで現役を引退した広島・上本崇司氏(35)が21日、広島を退団して来季からオイシックスでプレーする松山竜平外野手(40)らと広島県福山市内で開催された野球教室に参加して最後のユニホーム姿で指導にあたった。
地元で抜群の存在感を放った。今季限りで現役を引退した上本氏が、カープのユニホーム姿でグラウンドを動き回った。「最後、地元でユニホームを脱ぐことができて幸せです」。福山のスターが選手としての最後の仕事を終えた。
打撃の実演では大盛のむちゃ振りを受けて、「もう(引退してから)動いてないって!」と言いながらも打席へ。1スイング目でファウルを放った際に、「ふくらはぎやりました」と苦笑いするも、直後に左翼越えに本塁打を放ち、場内から拍手を注がれた。最後のじゃんけん大会では、今季1年間着用した自身のベルトをプレゼントするサプライズも披露した。
来年1月からは球団アナリストに就任し、主に2軍の野手を担当する予定だ。「やっぱり勝たないと意味がない。1人でも若い選手を後押しできるように」。新たな立場から覇権奪還へ尽力していく。





