広島・渡辺が4番で3安打 悪癖を矯正し存在カ~ン「スイング軌道だったり、いろいろな面が良くなってきた」
「練習試合、ロッテ3-1広島」(15日、都城市営野球場)
変貌を遂げた打撃に三塁ベンチがうなる。4番に座った広島・渡辺悠斗内野手が、チーム唯一の3安打。「2ストライクから、ボールに対して付いていけるようになった。スイング軌道だったり、いろいろな面が良くなってきた」と良化を実感した。
初回2死三塁。追い込まれてからチェンジアップを右前に運んで先制適時打とした。六回は広池から中前にはじき返し、九回1死では左前に豪快に引っ張った。異なる投手から3方向に打ち分け、存在感を際立たせた。
2月の春季キャンプではスイング時に左脇が開く癖があり、新井監督からマンツーマンで矯正を受けた。開幕を2軍で迎え、4月中旬に腰を疲労骨折。同期入団の佐々木が1軍で躍動する一方、自身の出場はシーズン終盤2試合のみだった。
10月のみやざきフェニックス・リーグでは体の軸回転を意識。その取り組みが実戦での快音につながった。指揮官は「今は(左)脇が締まってバットが体の近くを通っている。本当に成長している」と舌を巻く。素質の片りんを見せる若鯉。来季への期待は、日を追うごとに高まっている。





