広島 栗林が明かした先発転向 新井監督の打診「最初に言われた時は多少、ビックリ」一問一答

 来季から先発に転向する広島・栗林良吏投手(29)が18日、廿日市市の大野練習場で取材に応じ、チームの期待に応えることを誓った。今シーズン終了前に新井監督から打診されて、快諾。不安を吐露しつつ、今オフの取り組みで自信に変えると決意した。チームは今季、32年ぶりに2桁勝利達成者なしと先発陣が苦戦。リリーフ一筋の右腕が新境地を切り開き、5位からの巻き返しに尽力していく。

  ◇  ◇

 -新井監督から打診された際、驚きや戸惑いなどは。

 「最初に言われた時は多少、ビックリはしました。でも新井監督もずっと考えてくださって、新井監督の意見を聞かせてもらってという感じだったので。期待に応えたい気持ちだけでした」

 -新たな挑戦。まず着手すべき点は。

 「球数をいっぱい投げなきゃいけないんで、そこはしっかりやらないといけない。今は岡本や辻がフェニックスで先発をしていて高2軍監督も『球威が落ちていない』とコメントされている。やっぱり先発としては、そこが一番大事じゃないかと思います」

 -オフに取り組むメニューも変わる?

 「自分がやらなきゃいけない目標がリリーフの時とは変わってくる。ブルペンの入り方、トレーニングの仕方は変わらないけど、シーズンに入るまでのボールを投げる時間は変わると思う」

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