広島・玉村 新球フォークでレベルアップだ「だんだん落ちるようになってきた」 シート打撃で空振り三振も
「広島秋季練習」(16日、マツダスタジアム)
広島の玉村昇悟投手(24)が16日、新球・フォークに手応えをつかんだ。マツダスタジアムで行われた秋季練習でシート打撃に登板し、新球で空振り三振を奪った。縦変化の持ち球はチェンジアップのみだったが、2軍調整中だった夏場から習得に着手。来季のさらなる飛躍へ完全習得を目指す。
味方打者を打ち取り、自信を深めた。玉村は打者9人を相手に2安打。林との対戦では、カウント2-2からフォークで空振り三振を奪った。
「だんだん落ちるようになってきた。ゆくゆくは、決め球として使えたら」と新球の精度向上を誓う。それでも空振りを喫した林が「けっこう(内側に)入ってくる感じで、強さもあった」と現時点でも称賛する球筋だった。
プロ入り前から、フォークは全く投げてこなかった。きっかけは今年の夏場の乱調だった。7月20日・ヤクルト戦(神宮)は、プロ入り後で最短となる1回2/3を6失点(自責点5)でKOされた。続く8月10日・中日戦(バンテリン)では5回4失点と精彩を欠いて、翌11日から2軍再調整となった。畝3軍統括コーチ兼大野寮長からの提案もあって、新たな挑戦に踏み切った。
持ち球はカットボール、スライダー、チェンジアップ、カーブ。利き手方向に変化する変化球がなかったことも、習得を目指す理由になった。
今季は17試合に登板して自己最多の6勝を挙げた一方、同ワーストの8敗を喫した。完成途上のフォークをマスターできれば投球の幅も広がる。「使えたら、すごく楽。今日はあまり空振りが取れなかったので、もっと取れるように」。7年目へ向けて、さらなるレベルアップを図る。





