広島 戦力外の河野佳は悔し涙「ある程度覚悟はしていたが」「小さい頃から見ていた新井さんのもとでできたので」

 戦力外通告後の取材で、涙を流す河野(撮影・市尻達拡)
 戦力外通告後の取材で、涙を流す河野(撮影・市尻達拡)
 戦力外通告を受け、球場を訪れる河野(撮影・市尻達拡)
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 広島は1日、上本崇司内野手(35)、中村健人外野手(28)、宇草孔基外野手(28)、松山竜平外野手(40)、田中広輔内野手(36)、河野佳投手(24)、赤塚健利投手(24)、育成の小林樹斗投手(22)に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。

 22年度ドラフト5位で加入した河野は悔し涙を流した。球団からの通告を受け、「悔しいです。今年はあまり思うような結果が出なかったので、ある程度覚悟はしていたので。実際、直接言われると、やっぱり悔しい気持ちが出てきました」と率直な思いを口にした。

 23年は8登板、昨季は13登板で防御率2・16と成績を伸ばしたが、今年は1軍登板なし。ファームでも32登板で防御率3・66とアピールできず「今年こそはやってやろうと思ってキャンプに入ってやってきたんですけど、そこで思うようにプレーできなくて。けがもしてしまったので良くなってきたのが7月くらいで、そこから調子は上がったんですけど、そこが遅かったなと思いましたし、上がってきた分、心残りは少しあるかなと思います」と語った。

 地元広島出身で「ちっちゃい頃から見ていた新井さんのもとでできたので。すごく嬉しかったし、いい先輩にも出会えて感謝しています。(ファンにも)投げる時に大きな声援をいただいて、それが力にもなりましたし、頑張るきっかけにもなりました」と感謝。今後については「昨日の今日なのでまだ少し整理がついていないので、まだ報告もできていないので。しっかりそこが終わってから決めたい」と語った。

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