広島 戦力外の上本崇司は引退示唆「もう頑張らなくていい」「新井監督にも現役時代はかわいがっていただいた」

 広島・上本崇司内野手(35)が1日、来季の契約を結ばないことを通達された。

 上本は広陵から明大を経て、12年度ドラフト3位で入団。粘り強い打撃と内外野をこなせる器用さ、そして気迫あふれプレーでチームを支えてきた。今季は5月20日に1軍昇格を果たすも8月2日に2軍降格。1軍では20試合の出場にとどまっていた。

 マツダスタジアムで報道陣に対応した上本は「13年間、野球をやらせていただいた。正直体はボロボロなので、悔いは全然ない。もう頑張らなくていいという気持ちが強いです」と涙を見せることなく心境を明かした。

 「小さい頃から野球を始めて、カープの試合も見ていて、大好きなカープで野球をやることは目標でもあったので幸せでした。新井監督にも現役時代はかわいがっていただいた」と振り返り、今後に関しては「野球は体的にも厳しい。これから考えていこうと思います」と語った。

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