広島の7年連続V逸が決定 2連敗で5位転落、借金10 先発・森が初回だけで6失点の大炎上 打線は阪神・大竹の前に沈黙

1回、投手の大竹に適時打を許し、険しい表情の森(撮影・田中太一)
1回、一挙6点を許しベンチへ戻る森(撮影・田中太一)
7回の攻撃を終え、選手交代を告げに行く新井監督(撮影・北村雅宏)
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 「阪神6-1広島」(5日、甲子園球場)

 広島の7年連続V逸が決定した。9月5日でのV逸は新井政権では最速。今後は2年ぶりのCS進出を目指すことになる中、チームは2連敗で、この日勝った中日に抜かれて5位に転落した。

 優勝目前の首位・阪神に力の差を見せつけられた。1点を先制して迎えた初回に先発・森が大炎上。森下に同点適時打を浴びると、大山に勝ち越しの満塁アーチを被弾。1死も取れずに5失点し、その後も投手・大竹に適時打を浴びて初回だけで6失点した。

 続投した左腕だが、後の祭り。4回7安打6失点で6敗目を喫した。

 打線は初回に先頭・中村奨成が二塁打を放ち、2死後に大竹に暴投の間に先制の生還を果たした。しかし、大量援護を受けた大竹の前に、その後は打線は沈黙。左腕に対しては23年から14敗目となった。

 これで借金も再び10まで膨らんだ。9月は1勝3敗になった。新井政権になって9月5日のV逸は最速。昨季は9月23日、一昨年は9月14日だった。

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