父は元広島投手 タレント・塚本恋乃葉が始球式に登場 広島の被爆80年を受け背番号「80」を着用「平和について考えるきっかけになったら」

 「広島-中日」(1日、マツダスタジアム)

 タレントの塚本恋乃葉(20)が始球式に登場した。

 昨年に続く大役。惜しくも2年連続でのノーバウンド投球とはならなかったが、美しいフォークで観客を魅了し、歓声を浴びた。

 投球を振り返り「ビシッと決められたらかっこいいなと思っていたので悔しいです」と苦笑い。また、広島は今年で被爆80年を迎えたことを受け、背番号80のユニホームを着用。「自分自身も広島出身で、小さい頃から平和教育を受けてきた。今回、80という背番号を着用することで、球場にいる少しでも多くの皆さんが平和について考えるきっかけになったらいいなと思っています」と平和への願いを口にした。

 父は元広島投手の塚本善之。23年のホリプロスカウトキャラバンではグランプリを受賞した。

 この日は、「広島テレビ放送スポンサードゲーム」として開催。七回には、平和の象徴である鳩が飛び立つことをイメージした「白いジェット風船」が飛ばされる。

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