広島 新井監督のリクエストは受け付けられず 審判団から説明なく球場に微妙な空気流れる
「阪神-広島」(31日、甲子園球場)
広島・新井監督が初回、白井球審にリクエストを要求したが受け付けられないといったシーンがあった。
3点を先制した直後の初回の守り。無死一塁から中野が二塁前への打球を放ち、二塁・菊池が捕球して一塁走者の近本にタッチするようなしぐさを見せ、その後、一塁に送球して打者走者をアウトにした。
新井監督は菊池がタッチしたのではないか、もしくは近本が3フィートを外れた走路を走っていたのではないか、どちらかのリクエストを要求したと思われるが、審判団は受け付けず、1死二塁から試合は再開された。
3フィートラインをオーバーしていたかについては審判にジャッジが委ねられ、リクエストの対象外となっている。
ただ、審判団から受け付け拒否などの理由が場内にアナウンスされなかったため、甲子園のスタンドには微妙な空気が流れ、佐藤輝の適時二塁打で1点を失うことになった。





