広島 痛恨の逆転サヨナラ負け、リプレー検証で判定が覆り逆転サヨナラ本塁打に ハーンが九回2点リード守れず 3連敗で前半戦ターン

 「ヤクルト7-6広島」(21日、神宮球場)

 広島が痛恨の逆転負け。2点リードの九回に登板したハーンが逆転サヨナラ3ランを被弾した。

 九回2死一、三塁で赤羽が左翼ポール付近ではね返る打球が一度は三塁打と判定された。審判がリプレー検証した結果、ポールに当たったと判定され逆転3ランとなった。

 最下位のヤクルトに3連敗を喫し、借金7で前半戦を折り返した。

 打線は初回2死二塁で4番・ファビアンが先制の適時打。不振が続いた新助っ人が実に33打席ぶりの安打を響かせ、チームに流れを呼び込んだ。続く三回も1死一、二塁でバットを折られながら中前に運び、2打席連続適時打。中軸としての役割を果たした。

 1点差に迫られた直後の五回は2死一、二塁で林が左越え3ラン。ランバートの直球を力強く捉え、価値ある追加点をもたらした。林は20日の同戦で自身2年ぶりの1号ソロ。期待の和製大砲候補が、プロ入り初の2試合連続本塁打で存在感を際立たせた。

 今季2度目の中5日で先発した床田は6回5安打3失点。初回は安打に味方失策が絡んで1死二、三塁とされるも後続を寸断。四回に1点を失い、5点リードの六回には山田に2ランを被弾した。

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