広島・大盛がスーパープレーで勝利呼び込む 八回1死二、三塁で岡林の打球をダイビングキャッチ「届くと思ったので、もう飛びました」

 8回、岡林の飛球を好捕する大盛(撮影・市尻達拡)
 8回、岡林の飛球を好捕する大盛(撮影・市尻達拡)
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 「中日1-2広島」(29日、バンテリンドーム)

 広島の大盛穂外野手(28)がスーパープレーでチームを救った。

 2点リードの八回1死二、三塁。岡林が放った打球は左中間へ。八回に代打で出場し、この回から中堅の守備に入っていた大盛は、「どうしても(果敢に)いかないといけない場面だなという風に思った」と落下点へ一直線へ向かった。抜ければ同点という場面だったが、「何とか届くと思ったので、もう飛びました」と最後は空中に浮きながらダイビングキャッチ。犠飛となり、三走が生還したものの、同点の危機を救うスーパープレーとなった。

 なおも2死二塁のピンチは森浦が代打・ブライトから見逃し三振を奪い、1点リードを死守。九回はハーンがピンチを招くも無失点でしのぎ、敵地で連勝とした。

 今季は広い守備範囲と球際の強さで何度もチームを救っている。大盛は「いつも準備する中で、ああいう打球が来るだろうなっていう想像もしていた。実際に飛んできて、捕れたことが一番良かったのかなって思います」と胸を張った。

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