広島が鮮やか逆転勝ち!小園が値千金の逆転満塁弾 マツダでの巨人戦は6戦6勝
「広島5-1巨人」(15日、マツダスタジアム)
広島が鮮やかな逆転勝ちで、巨人に同一カード3連勝。これでマツダスタジアムの巨人戦は今季6戦6勝となった。
勝利の立役者は小園だった。1点を追う六回1死満塁で、山崎から逆転の満塁弾。滞空時間の長い放物線を描きながら打球が右翼スタンドに着弾すると、右手を突き上げて喜びを表現した。
ベンチも大興奮に包んだ値千金の逆転グランドスラムは今季2号。小園にとってはプロ入り初の満塁弾で、マツダスタジアムでは23年10月1日・阪神戦以来592日ぶりの一発となった。
先発・ドミンゲスは4回2/3を3安打1失点。五回にキャベッジへの押し出し四球で先制点を献上し、五回を投げ切ることができず降板した。ただ、2番手・中崎が続く2死満塁でリチャードを投ゴロ。傷口を最少点に食い止め、六回は鈴木が無死満塁を無失点に封じたことも逆転劇にもつながった。
五回は2死からモンテロが来日初の長打となる右中間への二塁打。一、二塁から代打・秋山が左前打を放ち、1軍復帰後初安打もマークした。チームは貯金を「4」に増やし、16日からは敵地・甲子園で首位阪神との3連戦に挑む。