広島・新井監督が抑えの併用を決断 栗林とハーンが“日替わり守護神”「相手の打者、流れを見ながらやっていく」一問一答
「広島3-0巨人」(14日、マツダスタジアム)
広島が2連勝で首位・阪神に1・5ゲーム差まで詰め寄った。矢野が二回に決勝の適時三塁打。先発の大瀬良が7回無失点で2勝目を挙げた。2点リードの八回に栗林が登板し、九回はハーンが3四球を与えるも、無失点で切り抜け今季初セーブ。試合後、新井貴浩監督(48)は抑えを栗林とハーンで併用していく考えを示した。以下、主な一問一答。
(テレビインタビュー)
-大瀬良は7回無失点で2勝目。
「ボールを低めに集めてナイスピッチングだったと思います」
-驚いたのは八回、九回の継投。狙いは。
「きのうからですね、八回、九回を固定せずに基本的にハーンと栗林の併用で。相手の打者、流れを見ながらやっていくよということは伝えていました」
-しばらくはこの形で続けていく。
「しばらくそうなってくると思います。はい」
-マツダの巨人戦は5戦5勝。
「私たちは一戦一戦と思ってやっていますし、あした相手もまたいいピッチャーなのでね。全員で頑張っていきたいと思います」
(ペン囲み)
-栗林とハーンの併用は2人の状態を踏まえてか。
「そうやね。2人の状態もあるけど、相手の打者を見ながら、また流れを見ながらやっていくよということは伝えている」
-栗林とハーンの併用について、何か契機があったのか。
「栗林も一時期より状態が上がってきているけど、彼に100%背負わせるんじゃなしに、今はハーンと栗林で八回、九回を2人でやっていこうと。もちろん栗林が九回を投げることもあるし。彼も八回を投げた経験がないと思うので、そこでまた感じるものがあると思う。でも彼にはいずれは自分の力でまた九回を取り戻せよと伝えてあるし」
-矢野の早出練習をチェック。
「きのうもヒットが出なかったけど、内容的にはここ最近で一番良かった。今日期待してました。本人もね、『今日は打てそうです』という風に言っていたし。本当に打っちゃったね!」





