広島 痛恨サヨナラ負けの新井監督「取り返してもらいましょう」悪送球の小園に奮起促す 一塁・二俣にも「経験していってもらいたい」
「巨人4-3広島」(29日、東京ドーム)
サヨナラ負けで4連敗を喫した広島・新井貴浩監督は、勝利目前から小園の痛恨悪送球について「取り返してもらいましょう。まだ明日もあるわけだから。試合は続く」と奮起を促した。
1点リードの九回2死一塁。若林の放った三ゴロでゲームセットかに思われたが、小園が一塁へ痛恨の悪送球。ファウルグラウンドを転々とする間に一塁走者が生還し、土壇場で同点に追いつかれてしまった。
一塁手の二俣も後逸する形となってしまったため「あそこはハーフバウンドじゃなく、ランナーもいるから止めに行っても良かったのかなと思う。そこは経験していってもらいたい」と指揮官。この日は矢野をスタメンから外したが「相手もいいピッチャーなので、点を取りに行くぞと言うスタメン」と説明し、もくろみ通り末包の同点2ラン&勝ち越し打で難敵左腕を攻略した。勝利まであと一歩だっただけに、悔しさが募るサヨナラ負けになった。