広島・森 巨人斬りで流れ切る!思い出の東京ドームのプロ初マウンドで4勝目だ 29日先発「大事かなと思っています」

 29日・巨人戦に先発する広島・森翔平投手(27)が28日、思い出の舞台でチームの連敗を止めることを誓った。9連戦初戦を託され、プロ入り初の東京ドームでの登板に向け「連敗しているので(嫌な流れを)切られるように。チームとしては大事かなと思っています」と闘志を燃やした。

 この日はマツダスタジアムで調整。「マウンドも投げやすかったと思う」と東京ドームの記憶を思い返した。21年12月1日。三菱重工Westの主戦投手として都市対抗野球・1回戦に先発。ドラフト指名後の大舞台で、8回3安打8奪三振1失点(自責点0)と快投を見せた。

 同戦では八回に「足がつってしまって」と苦笑い。チームは次戦で敗れて、森自身も登板機会がなかった。「当時は本当に優勝できると思っていた。次の試合は投げずに負けたんで、悔しかったですね」と振り返った。

 開幕から日曜日の先発を担ってきたが、22日・ヤクルト戦の雨天中止もあって今季初のカード初戦に登板する。前回20日・阪神戦は4回6安打3失点で黒星。リリース時の感覚を確かめながら、調整を続けてきた。

 巨人戦は13日に先発して6回1失点で白星を挙げた。「いい打者が多いので、しっかり奥行きを使いながら、(球の)強さを出しながらやりたい」。プロ入り前に悔しさを味わった球場で好投を披露し、4勝目をつかむ。

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