広島が今季初の引き分け 来日初登板の先発ドミンゲスは6回1安打1失点 七回に末包が同点の適時内野安打
「中日1-1広島」(8日、ぎふしん長良川球場)
広島が今季初の引き分け。
3試合連続7得点以上を記録していた打線が相手先発・マラーの前に中盤まで沈黙した。初回1死から矢野が中前へ、チーム初安打をマーク。しかし後続が続かず、六回まで二塁すら踏めない展開となった。
1点ビハインドで迎えた七回。先頭の小園が二塁への内野安打で出塁。続く堂林の投手前への犠打で送球が乱れる間に、小園は一気に三塁まで進塁。1死三塁から末包が投手強襲の適時内野安打を放ち、試合を振り出しに戻した。
来日初登板初先発に臨んだ新外国人、ドミンゲスは6回1安打1失点。両軍無得点で迎えた四回に突如、制球を乱し3四死球で1死満塁とすると、細川の遊ゴロ間に先制点を献上。続く村松の打球は一塁・堂林の好守に助けられ、なんとか最少失点でしのいだ。
来日初登板初先発初勝利となれば、22年のアンダーソン以来、球団史上5人目の記録だったが、白星をつかむことはできなかった。それでも試合をつくり、先発投手の仕事を果たした。




