広島が快勝 投打に好材料 新助っ人・ファビアンがオープン戦1号 森が6回無失点で開幕ローテ入りへ前進
「オープン戦、広島3-0ロッテ」(16日、マツダスタジアム)
広島が快勝し、ロッテとの3連戦を2勝1敗と勝ち越した。
悩める助っ人がようやく目を覚ました。新外国人のサンドロ・ファビアン外野手(27)が、両軍無得点の三回1死二塁からオープン戦1号となる先制2ラン。サモンズのチェンジアップを拾い上げ、左翼席最前列に運んだ。試合前までのオープン戦打率は・107と苦戦していたが、復調を印象づける一発だった。
六回2死一、三塁からは小園海斗内野手(24)が一塁強襲の適時打で追加点。小園は2試合連続複数安打と、こちらも状態は上向きだ。
先発の森翔平投手(27)は6回7安打無失点の粘投で試合をつくった。五回までは毎回走者を背負うも、要所を締め得点を許さない。六回は三者凡退で封じ、オープン戦は13イニング連続無失点。防御率0・00をキープした。





