広島 サヨナラ負けで3連敗も新井監督「栗林で負けたらしょうがない」「戦い自体はしっかり粘って戦えている」【一問一答】
「中日2-1広島」(7日、バンテリンドーム)
広島がリーグワーストタイとなる今季5度目のサヨナラ負けを喫した。新井貴浩監督はサヨナラ打を浴びた守護神・栗林を「栗林で負けたらしょうがない」とかばった。1勝5敗で1週間を終えた中、「戦い自体はしっかり粘って戦えている」と前を向いた。以下、新井監督の主な一問一答。
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-先発・玉村から投手陣が踏ん張って戦った
「そやね。タマ(玉村)もしっかりゲームつくってくれたと思います。ナイスピッチング」
-栗林は四球から失点してしまった
「ウチのクローザーなんでね。栗林で負けたらしょうがないと。そういう時もあるんでまたしっかり切り替えて次の登板に備えてもらいたい」
-五回はワンチャンスを生かして一時同点にした
「しっかり送りバントも決めてくれるし、堂林もいいスイングだったと思います」
-3番・二俣、5番・石原と若手を中軸に据えた
「今日出た若い選手はね、野手っていうのは成長するまで時間がかかるので。でもいい経験になっていると思います。また今日感じたことをしっかりと練習して、また次に備えてもらいたいなと思います」
-長いシーズン、打者には波がある中で各打者、そういう時期に来ているか
「まあでも小園とかはね、ちょっとずつ兆しが出てきているんで。シーズン長いので。誰かが調子が悪いときは誰かがカバーするっていうね。小園が少しね、その前のマツダから良かったんだけど、どんどん調子を上げていってもらいたいと思います。良くなっているんでね」
-リーグ戦再開後は6勝9敗。苦しい戦いが続く
「タイガースもローテを変えてきて良いピッチャーがどんどん来ていて、今回も1戦目が高橋君で。そこら辺は対戦相手、投手との巡り合わせでタフな試合が続いていると思うんですけど、今週ちょっと負けが多かったけど、戦い自体はしっかり粘って戦えているんで。チーム全体でこれをいい経験にしてね。少しずつ成長していきたいなと思います」
-勝ち越すまで栗林を残しておく選択肢も考えられた中、九回の栗林登板は決めていた?
「当然、栗林。ビジターなんだから点を入れられたら終わりなわけだから。2番からだったかな。上位だからもちろん、それは当然、栗林。2番で上位打線、タフな打順からになるんでね」