広島の21年ドラ1・黒原がプロ初勝利 延長十一回に好投直後に味方が勝ち越し「ここからたくさん勝利をあげられるように」

 プロ入り初勝利を挙げた黒原(撮影・佐々木彰尚)
 新井監督(中央)から祝福されたプロ入り初セーブの河野(左)とプロ入り初勝利の黒原(撮影・佐々木彰尚)
 新井監督と握手をするプロ入り初勝利の黒原(撮影・佐々木彰尚)
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 「DeNA6-9広島」(25日、横浜スタジアム)

 広島の黒原拓未投手(24)が、プロ32試合目の登板で初勝利を手にした。左腕はヒーローインタビューで「1軍で何度も登板している中でたくさん迷惑をかけてきた。応援や期待に応えられないことも多かったんですけど、ここからたくさん勝利をあげられるように頑張りたい」と話した。

 6-6で迎えた延長十一回。8番手としてマウンドへ向かった。3連投も「学生時代にも経験があるので、あまり気にならない」と影響はなし。簡単に2死を奪った後に関根に死球を与え「相手方にも迷惑をかけているので、手放しには喜べない」と振り返るも、最後は柴田を中飛に打ち取り、役割を終えた。

 直後の攻撃でチームは3点を勝ち越し、勝利投手の権利が転がり込んだ。「本当に頼りになる野手の方々ばかり」と仲間への感謝も忘れなかった。

 21年度に関学大からドラフト1位で入団し、今季がプロ3年目。やっとつかんだ初白星だ。試合後はプロ初セーブを記録した河野とともに新井監督と記念撮影。「今の自分の役割は短いイニングを根気強く投げることだと思うので、明日からもそういう気持ちで毎日戦っていきたいと思います」と黒原。この1勝をきっかけにさらなる進化を遂げてみせる。

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