広島・新井監督が大瀬良称賛「粘り強く素晴らしい」八回途中112球の力投、ハマスタ11戦負けなし

 好投した大瀬良を出迎える新井監督(撮影・佐々木彰尚)
 6回、筒香を併殺に仕留め叫ぶ大瀬良(撮影・佐々木彰尚)
 1回、山本に右犠飛を浴びて先制点を許した大瀬良(撮影・佐々木彰尚)
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 「DeNA2-5広島」(24日、横浜スタジアム)

 先発・大瀬良は7回1/3を4安打1失点。今季最多112球の力投で仲間を鼓舞した。「1点で粘り強く投げていれば、何とか打線が打ってくれると信じて。割り切って粘り強く投げられた」。

 初回1死満塁で山本に犠飛。先制点を献上するも、以降は好投で攻撃のリズムを作り続けた。「(点を)取られたけど(終盤にかけて)『まだ行くぞ』という姿を見せたいなと思って頑張りました」。六回は1死一塁で筒香を二ゴロ併殺に料理すると、感情をむき出しにして声を張り上げた。

 同い年の相手主砲とは5年ぶりの顔合わせ。初回こそ四球を与えたが、三回2死では外角から変化するカットボールで空振り三振。「彼が打席に立つと球場の雰囲気がガラッと変わっているのも感じた。同級生で抑えたい気持ちもあるし、四球は出したけど、良かった」と振り返った。

 横浜スタジアムでは19年8月16日から11戦負けなし。今季、投げた試合でチームは5勝2分けとなり新井監督は「本当に粘り強く、今日も素晴らしいピッチング。大地が粘ってくれていたので今日こういう試合になった」と称賛した。

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