怪物・佐藤圭汰が2年連続区間新 12月に大腿骨疲労骨折も激走「4年生の意地を少しは見せられた」 駒大エースが有終ラストラン
「箱根駅伝・復路」(3日、箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)
駒大は前回大会7区で区間新記録をマークしたエースの佐藤圭汰(4年)が最終10区に登場。1時間7分31秒(速報値)で2年連続区間記録を塗り替える快走で、箱根ラストランを飾った。従来の記録は2022年に中倉啓敦(青学大)がマークした1時間7分50秒で19秒も更新した。チームは総合6位に終わったが最後の最後に怪物が意地を見せた。
佐藤は総合7位でタスキを受けると、13・7キロ付近で前を走る城西大を抜いて6位に浮上。その後も真っすぐと前だけを見据えて区間新ペースの快走を続けた。
区間新の快走でゴールした後は、仲間に抱えられてビルの中へ。「俺負けた?負けた?」と繰り返し、激走で状況をよく分かっていない様子だった。
レース後のインタビューでは「少しは4年生の意地を見せられた。最低限いい走りができてよかった」と振り返った佐藤。「この2年間恥骨の怪我に悩まされて苦しい思いでいっぱいで。1カ月前に大腿骨を疲労骨折してしまって本当に急ピッチで。2週間ちょっとで合わせる形になってしまって」と打ち明けた。
12月の合宿中に負傷としたといい、2週間は全く練習ができなかったのだという。「本当に不安で仕方なかったが、最後この9区間、9人だけじゃなくてチーム全員、関係者の方々全員が自分のことを思って最後まで支えてくださったので、一生懸命、恩返しの走りができたかなと思う」と振り返った。
佐藤は京都・洛南高時代から全国で活躍し、“怪物”として大きな期待を背負って駒大に進学。箱根駅伝では1年時は胃腸炎で欠場。2年時は3区2位、3年時に7区1位と結果を残してきた。
この日は駒大での最後の駅伝。2年間で3度の疲労骨折に苦しむなど故障がちな大学生活で、この日も両膝にテーピングを施してレースに臨んだ。テレビ中継に佐藤の姿が映ると、SNS上は「さあ佐藤圭汰!」「佐藤圭汰のお出ましです」「まってたよ!」と沸き、「ラストラン、頑張れ!!全駅伝ファンが楽しみにしてる!!」「最後はエース佐藤圭汰頼む」などと激励のコメントが寄せられた。





