広島がリーグ&球団ワーストタイの4戦連続完封負け 好投の床田を見殺し 甲子園でCS含めてまさかの11連敗

 2回、左前打を放つ田村(撮影・山口登)
 力投する先発投手の床田(撮影・中田匡峻)
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 「阪神1-0広島」(9日、甲子園球場)

 広島がリーグ、球団ワースト記録に並ぶ4試合連続完封負けを喫した。

 前カードの中日戦(マツダ)で、3試合連続完封負けを喫していた打線は、この日もあと1本が出ない。昨季のMVP右腕・村上に対して二回には1死一、二塁の好機をつくるも、坂倉が併殺打。五回には2死から坂倉が二塁打を放つも、菊池が空振り三振に倒れた。

 先発の床田寛樹投手は、五回。先頭の木浪に右前打を浴びると、村上には初球で犠打を決められる。迎えた近本への初球。真ん中の142キロを捉えられ、打球は右翼線へ。二塁走者が生還し、今季初失点となる先制点を献上した。床田は7回8安打1失点で降板した。

 これで広島は甲子園の阪神戦はCSファイナルSを含めて11連敗。打線のゼロ行進が続いていく中、なかなか暗いトンネルの出口が見えてこない。

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