カープ内間 亜大ツーシームで才能開花へ 先輩DeNA山崎からの助言受け新発見「改良していく」

 昨年12月の現役ドラフトで楽天から広島に移籍してきた内間拓馬投手(25)が22日、マツダスタジアムで行われている合同自主トレに初参加した。前日までは母校・亜大の先輩でもあるDeNA・山崎康晃投手(31)の自主トレに参加。師匠から学んだ“亜大ツーシーム”の活用法や改良法を生かし、新天地での才能開花につなげる。

 浮足立つ様子もなく、笑顔を振りまきながら汗を流した。新天地で初めての練習。合間に同僚の会話にも耳を傾けた内間は「アドゥワや森浦だったり、同級生が多いので教えてもらいながらできた。そこは良かった」と充実感を漂わせた。

 師匠から多くの収穫を得て、広島に入ってきた。20日までは沖縄県宮古島で母校・亜大の先輩でもあるDeNA・山崎らと自主トレを敢行。2年連続弟子入りした中で今年は“亜大ツーシーム”に焦点を当てた。

 「落ちるボール、特にツーシームは山崎さんにアドバイスをいただいたので、改良していく。フォークボールみたいな感じの落ち方をしてくれたら空振りも増えると思う」

 “亜大ツーシーム”とは山崎を筆頭に亜大出身者が操る球種で、一般的に普通のツーシームよりも落差が大きいとされる。内間も持ち球としていたが、より「(縦に)鋭く、角度がある」変化を求めて山崎に感覚などの助言を仰いだ。

 さらに同球種の活用法も聞き出したという右腕。落ち球は低めへの制球が良しとされる考えの裏を取り、高めからストライクゾーンに落とす配球術を教わり、「僕にはなかった発想。新しい発見だった」とうなずいた。

 この日もブルペン入りし、状態はまずまず。「先発ではローテーション、中継ぎならイニングの後ろで投げることを目指さないといけない」と気合を入れた。

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