カープ堂林 米国発の最先端トレ初参加 コンタクト率アップへ動作解析「引き出しを増やせれば」

 広島・堂林翔太内野手(32)が今月中旬に都内で行われる米国のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」のセミナーに九里、栗林、森下、西川らと参加することが13日、分かった。最新のシステムを利用して、自身の肉体、打撃フォームを解析。コンタクト率アップを目指し、本塁打増につなげる考えだ。

 プロ15年目を迎える来季へ向けて、堂林の目指すところはくっきりとしていた。

 「コンタクト率が上がれば長打も増えていくと思う。(コンタクト率が)低い打者なので、上げるための策を聞けたら」

 都内で開かれる米国「ドライブライン・ベースボール」のセミナーに西川らとともに初めて参加する。

 「まっさらな状態でいきます。米国で流行してますし、これだけ流行している理由は何か?自分の目で確かめたかった。今後、幅を広げるため、引き出しを増やせれば」

 ベテランと言われる年齢に達しても、新たな知識、技能への興味は尽きない。なぜメジャーリーガーたちがこぞって指導を受けるのか、知りたかった。

 通常は全身にセンサーを装着し、実際にプレーすることで動作解析を行う。堂林は球団が持つ、自身のデータを持ち込んで、解析してもらう予定にしている。

 「体の使い方、どれが合っているのか。正しいのは何かを確認できれば」

 今季は打率・273、12本塁打で3年ぶりに2桁本塁打を記録。シーズン終盤には4番も任された。最新メソッドを採り入れて、コンタクト率を上げることができれば、成績アップにつながるはず。まだ見ぬ自分に出会うために貪欲に吸収する。

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