カープ西川龍馬 国内FA権は熟考姿勢 新井監督から直接残留要請も「焦っても仕方がない」

 広島の西川龍馬外野手(28)が21日、マツダスタジアムを訪れ、新井監督から残留要請を受けた。西川は昨季取得した国内FA権について熟考する構えをみせており、今後に注目が集まっている。

 偶然だった。西川が球場を訪れたタイミングと新井監督のオーナー報告の時間が重なった。「全然、そんな予定はなかった」と西川。マシン打撃を終えた後、新井監督と話をした。

 「もちろん(一緒に)やりたいと(言ってもらった)」

 高い打撃技術は「天才的」と称される。今季は右脇腹痛で離脱はあったが、リーグ2位の打率・305を残し2年ぶりに規定打席にも到達した。リーグ屈指の好打者にはソフトバンクなどが興味を示している。

 マシン打撃では、前日20日・阪神戦の九回に打ち取られた岩崎を想定し、150キロ近い直球を黙々と打ち返した。権利については「ゆっくり考えます。焦っても仕方がないので」と話すにとどめた。

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