広島は１８日、前日１７日に左手小指付近への投球直撃で負傷交代し、名古屋市内の病院で検査を受けた田村俊介外野手（２０）が「左小指中手骨骨折」と診断されたと発表した。全治は未定。

　九回１死一、三塁の打席で左腕・斎藤の内角球が直撃（判定はスイング）。試合中に病院に直行した。田村はこの日、出場選手登録を抹消され、患部を固定し帰広。今後はチームドクターの診察を受ける予定となっている。

　新井監督は「（復帰まで）１カ月以上はかかるから抹消しました。良いものを見せてくれていたし、良い経験をしていたので残念」と話し、田村には「できることをしっかりやってこようと話した」と明かした。

　２年目の田村は９月１２日のヤクルト戦でのプロ初安打から６試合連続安打を記録。１０試合で打率・３６４と好調を持続させていた。