森下も飲み込まれた カープ今季ワースト5連敗 新井監督“家族”一体「悲観することはまったくない」

 1回、細川に先制2点打を許し、天を仰ぐ森下(撮影・田中太一)
 1回の3失点が最後まで響き、悔しい登板となった森下(撮影・田中太一)
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 「中日ドラゴンズ3-2広島東洋カープ」(12日、バンテリンドーム)

 広島は反撃も及ばず今季ワーストの5連敗。右手中指のマメから2週間ぶりの先発となった森下暢仁投手(25)は初回先頭から5連打でまさかの3失点。打線は中日・高橋宏の前に7回2安打に封じ込まれ、八回に小園の2ランで1点差に迫るが、そこまで。前日に右ふくらはぎを痛めた秋山翔吾外野手(35)に長期離脱の可能性が出てきた中、土曜日のビジターゲームは1勝8敗1分けとなった。

 信じられない光景だった。あの森下が初回にいきなり5連打で3失点。連敗中の負の流れが抜群の安定感を誇ってきた右腕までも飲み込んでいった。

 初回先頭の岡林に初球を右前打。続く大島は中前へのライナー。これを負傷で離脱した秋山に代わって中堅に入った上本がダイビングキャッチを試みるも、はじき二塁打。続く細川の当たりは三塁線を破る先制の2点二塁打。石川昂の中前打を挟んで宇佐見に右前適時打で3点を失った。

 7月29日・阪神戦(甲子園)で右手中指のマメの影響を訴え、出場選手登録抹消。あれから2週間でようやく戻ってきた1軍マウンド。この間のブルペン入りは1度だけ。影響が心配された。それでも二回以降は高橋宏の右前打のみ。今季ワーストの5四球と制球に苦しみながらも追加点は許さなかった。

 「久々の影響?いや全然そんなことないですけど。申し訳ない。相手投手がいいのは分かっていましたし、ロースコアになる可能性はあったので初回、ああいう形でチームとして勢いがそがれるような投球をしてしまった。そこを反省したい」

 森下でも連敗は止まらなかった。5連敗は6連敗した昨季8月18日・中日戦から24日・ヤクルト戦以来となった。

 新井監督は「連敗中だからといって悲観することはまったくない。全然関係ないからってかたちで。私も思ってますけどみんなも思っている」と暗い表情を見せることはなかった。

 首位・阪神とのゲーム差を縮めることはできなかった。

 「まだまだチャンスがいっぱいある。直接対決は10試合もある。残り試合も39試合もある。そんなの関係ないから、1試合1試合どんどんいくぞって感じです」

 試合後には菊池の1500試合出場を祝って食堂で乾杯。連敗中であっても“家族”と称して戦ってきたこれまでと何も変わらない明るさがそこにあった。

 勝ち星という最良の薬さえ手に入れられれば再び反攻に転じる土壌は感じられた。

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