「広島東洋カープ７－３読売ジャイアンツ」（５日、マツダスタジアム）

　広島が先制、中押し、ダメ押しと効果的に得点を重ね３連勝となった。

　新井貴浩監督は「きょうはもう玉村ですね。久しぶりのマウンドでしたけど、素晴らしいピッチングだったと思います。ボール力強さがありましたね」と振り返り、「最初から飛ばしてるなと見ていたんですけど、最後までボールが生きていましたね。久しぶりのマウンドで緊張したと思うんですけど、７回までしっかり投げきってくれて、ブルペンも助けてくれたし、本当に素晴らしい投球だったと思います」と森下に代わって先発した玉村を絶賛した。

　デビッドソンが先制２ラン、田中もダメ押し２ランと効果的な一発を放ち、「マットの先制ホームランもすごくチームに元気をもらいましたし、コウスケのホームランというのも、その後のことを考えると、すごく大きなホームランだったと思います」と満足げ。

　１１本塁打のデビッドソンは巨人戦だけで６本塁打を打っており、「数字にも出ていますね。マットは、（足を）痛めるまでも状態は良かった。スタメンに戻ってからも痛める前の状態をキープしてくれている。ホームランも素晴らしいですけど、内容もいい。どんどん行ってもらいたいですね」と話した。

　森、大道に続いて玉村と投手陣にも日替わりヒーローが生まれている。「まさに、その通りでしょう。本当に。そういうチームって強いと思うし、また、日替わりでヒーローが出てくるとチーム全体が盛り上がるし、どんどん出てきてもらいたいですね」と望んだ。

　６日はピースナイターとして開催される。