広島・新井監督、6年ぶり交流戦4連勝に「戦いながらチームが力を付けてきている手応えは感じる」

 4連勝し笑顔を見せる新井監督(撮影・開出牧)
 8回1失点の好投でマウンドを降り新井監督(左)とグータッチを交わす床田(撮影・開出牧)
 今季5勝目を挙げガッツポーズを決める床田(撮影・開出牧)
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 「ロッテ2-3広島」(8日、ZOZOマリンスタジアム)

 広島が今季3度目の4連勝で最多の貯金4。交流戦に限れば4連勝は2017年6月3日ロッテ戦~9日・楽天戦の6連勝以来6年ぶりとなった。

 広島は三回に西川、秋山の連続適時打で2点を先取。1点差で迎えた七回には野間の二盗のあと、西川の適時打で追加点を挙げた。

 先発の床田は8回1失点の好投。矢崎は1点に迫られたが、なんとか逃げ切りチームトップの8セーブ目を挙げた。

 新井貴浩監督は5勝目を挙げた床田について「毎回言ってますけど、きょうも素晴らしいピッチングだったと思います」と絶賛した。

 8回101球、完投も十分可能な投球内容だった。

 「八回を見て、判断しようと思っていた。球数だけじゃなしに、投げてるボールであったり。八回は気持ちが入って腕を振っていたので、あそこで代えようと」

 攻撃陣は2死から得点と粘り強さが出ている。

 「みんなの気持ちの粘りというのが、2死からここ数試合の得点につながっていると思います」

 打ったのは西川、秋山と2試合ノーヒットの2人だった。

 「いつもいつも打てるわけじゃないんで。きょうも北海道からの移動ゲームで彼らも出ずっぱりなので、すごく体も疲れていたと思うんですけど、2人とも頼りになりましたね」

 3連勝のあとカードが変わっての初戦で勝利。

 「戦いながら力をチームが力を付けてきているなという手応えは感じていますね」

 相手先発の西野はパ・リーグで一番勝っている投手だった。

 「そう簡単には打てないと思っていたのですけど、龍馬とアキがね。先に主導権握れるヒットを打ってくれた。特に(七回の)龍馬の2本目。あれはもう、追い込まれてからインサイドの素晴らしいまっすぐだったと思うんですけど、龍馬にしかできない技術の詰まったタイムリーだったと思いますね」

 七回は野間が二盗を決め、西川が返した。

 「いつも言っているように勇気をもってガンガン攻めていこうよという。勇気を持っていってくれてますよね。盗塁だけじゃなしに、なにかあったらっていう全員にそういう意識が高まっていると思います。うまくいってもいかないくてもガンガン勇気を持っていこうなと言ってるので」

 チーム盗塁数は早くも昨季と並んだ。

 「いいことじゃないですか。チーム全体として走塁への意識というのがすごく高まっているので、そういうものが数字に表れているんじゃないですか。いつも言っているように足が速い遅い関係ないですから。それはすごくいいことだと思いますよ」

 4連勝で交流戦首位をキープした。

 「残り何試合あるんですか?あと8試合?まあ一戦一戦ですね。またあした、ナイターデーなんでね。きょうも選手は体がしんどかったと思うんでしっかり休んでほしいなと思いますね」

 10日は森下が先発予定となっている。

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