広島が逆転負けで3連勝ならず 新井監督は先発の九里を思いやる「きょうは“九里の日”じゃなかった」

 降板に悔しがる九里(撮影・金田祐二)
 九里を交代させる新井監督(撮影・金田祐二)
 8回、宮崎の打球を後逸し、ピンチを広げるデビッドソン(撮影・田中太一)
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 「DeNA7-4広島」(17日、横浜スタジアム)

 広島はDeNAに逆転負けし、2位浮上を逃した。七回まで3失点と粘りの投球を続けていた先発・九里が八回に逆転を許した。

 4-3の八回は四球と犠打で1死二塁のピンチ。こで3番・宮崎の打球を三塁・デビッドソンが後逸して一、三塁とピンチが広がった。そして4番・牧に逆転3ランを浴び、続くソトにもソロ。無念の降板となった。

 打線は初回、マクブルームが先制適時打。1点を追う二回は菊池の2点適時打で逆転に成功し、五回はマクブルームが中犠飛。しかし六回以降は得点を挙げられず、八回は先頭で西川が右前打で出塁するも、続くデビッドソンの打席で、けん制死。終盤でのミスが相手に流れを引き渡す要因にもなった。

 試合後の新井貴浩監督(46)の主な一問一答は以下の通り。

 -試合をつくっていた九里が、八回は粘れなかった。

 「でも、今までずっといい投球をしてくれているからね。きょうは“九里の日”じゃなかった」

 -失点した八回は直前の攻撃でミス。流れも良くなかった。

 「ちょっと流れ的にも、あまり良くなかったけど、そういうこともある」

 -九里は球数(七回終了時で84球)も考えて続投を選択。

 「そうだね。もう1イニング任せたぞという。球数的にも行けたけど、いろいろ。まだ水曜日ということもあるし、もう1イニング任せたぞと」

 -打線は前日に続き、序盤に得点をあげるも、中盤以降に追加点を奪えなかった。

 「(相手は)ビハインドで出てくる投手陣も、いい球を投げる。そこは取れる時もあれば、取れない時もあると思っている」

 -逆転弾の直前にはデビッドソンが失策。

 「やっぱりミス、エラーというのは付きものだからね。その次に、どうするかが大切」

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