屈辱の広島・新井監督「こっちも動きを出していかないといけない」開幕2戦連続零敗は球団初、セ界35年ぶりワーストタイ

 2試合連続完封負けとなり、険しい表情で引き揚げる新井監督(撮影・田中太一)
 8回、小園は二盗に失敗(撮影・佐々木彰尚)
 3回、菊池は右翼線に二塁打を放つ(撮影・佐々木彰尚)
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 「ヤクルト1-0広島」(1日、神宮球場)

 広島は散発の4安打でゼロ封負け。開幕から2戦連続零敗は球団初、セ・リーグでは35年ぶりワーストタイの屈辱となった。

 新井貴浩監督は打線について「そうだね。こっちも動きを出していかないといけないのかなという感じかな」と振り返った。

 この日は開幕戦から1番を菊池、小園を8番に入れ替える打順で臨んだ。

 「組み替えたといっても、1番と8番を入れ替えただけなんで。そこまで組み替えてってことではないでしょうね。昨日開幕して、まだね、ある程度、(打席を)消化していくまではね。1本出るまでというのは、打つ方ではあると思うんで。何とか早く、1本出してほしいという感じかな。昨日より、いい反応はしているんじゃないかなという風には見えているね。打者全体ね」

 指揮官は打線爆発の兆しは感じていると話す。

 低調な打線に対して先発の床田は6回無失点の好投。

 「ナイスピッチングだったね。何とか勝ちを付けてあげたかったよね。でも、本当にいいピッチングだったと思うし、また次トコが投げるときはね。点を取って勝ちを付けてあげたいなと」

 七回は村上からの打順だったが継投に入った。

 「トコにとっても今日は開幕だし、シーズン初めてのマウンドってやっぱり疲れ方、度合いも全然違うと思うから。あそこは迷いなく」

 2番手・戸根を村上のワンポイントで起用。成功したが、島内はオスナへの初球を左翼スタンドに運ばれた。

 「そこはね、勝負にいっているわけだから。そこに関してはね」

 二回にはマクブルームが来日初盗塁。八回は小園が二盗失敗。開幕戦から仕掛ける姿勢は変わらない。

 「もちろん、もちろん。そこはもちろん、どんどん動きを出していきたいなとは思っている。そこはこっちが考えて、いろいろ動きを出していかないといけないと思っている。こっちがね」

 2日は玉村が先発予定。連敗ストップを期待する。

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