カープドラ3・益田武尚 村上斬って新人王だ 東京ガスでは先発中継ぎ抑え2年間フル回転

 「プロ野球ドラフト会議」(20日、都内ホテル)

 広島から3位指名された益田武尚投手(24)=東京ガス=が、ヤクルト・村上斬りを果たし、新人王を獲得する目標を掲げた。指名直後は寮の食堂でチームメートと喜びを爆発させ「評価していただき、うれしい気持ちでいっぱい」と笑みをこぼした。

 強気の投球が持ち味だ。最速153キロ右腕は今月8日、ヤクルトとの練習試合で村上から高めの直球で空振り三振を奪った。同じリーグでもあり再戦を熱望。「抑えられる技術を身につけて、村上選手に勝てるピッチャーになりたい」と表情を引き締めた。

 都市対抗では昨年の優勝に貢献した。今年は準優勝に導き敢闘選手に贈られる久慈賞を受賞。「新人王を狙いながら、自分の成長に向けて努力をしていきたい」と意気込む。

 東京ガスでの2年間は先発、中継ぎ、抑えとフル回転してきた。「全て経験させてもらって、不安はない。どこでも投げられるようにする」。新井新監督との対面を待ちわびる。快速球に、決め球のカットボール、フォークでリーグ優勝に貢献すると誓った。

 ◆益田武尚(ますだ・たけひさ)1998年10月6日生まれ、24歳。福岡県飯塚市出身。175センチ、86キロ。右投げ右打ち。小学4年から野球を始め、嘉穂高では3年春の福岡県大会4回戦が最高成績。北九州市立大に進み、東京ガスに入社した。昨年の都市対抗で優勝。MAX153キロ。

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