カープ大瀬良〝新井流絆野球〟の思い共有 新指揮官の「力になれるように」

 広島の大瀬良大地投手(31)が7日、マツダスタジアムで自主トレ後、新井新監督の下、一体感を共有して勝利を目指すと意気込んだ。4年連続Bクラスからの巻き返しを狙う来季。チームの先頭に立ち、新指揮官と喜びを分かち合っていく。

 新井氏の新監督就任が発表された。来季は新たな指揮官と優勝を目指す戦いが始まる。大瀬良は同氏の現役時代を振り返りながら、イメージするチーム像を言葉に変えた。

 「投手と野手の関係性がすごく大事とおっしゃっていた。ずっと聞いていたので、ぼんやりと、こういうふうにやっていくのかなというのはあります」

 現役時代の新井氏はファンとチームを「家族」と呼び、高めた一体感を戦う力に変えてきた。絆を大切にする野球観は今も不変だ。「周りをまとめる力はすごいと感じた。監督の力になれるようにとの思いです」。考えを共有し、同じ目標に向かって歩みを進めると意気込んだ。

 今季は8勝9敗、防御率4・72に終わった。エースとしての活躍を期待されながら、その思いに応えられなかった。悔しさが募ったシーズンだった。

 ある年のオフ、プロで活躍するためには、日々の成長が必要だと説かれた。それが強く印象に残っている。

 「優しい言葉をかけてくださったこともあったんですが、今のままじゃ難しいぞと。結構はっきりと言ってくださった。厳しさを教えていただきました」

 大黒柱として投手陣の先頭を走る立場になった。今季の悔しさを新たな力に変え、新指揮官の下でチームを勝利に導く投球をする。

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