広島・マクブルーム ラロッカ以来の来日1年目20本塁打が「目標の一つ」
広島のライアン・マクブルーム内野手(30)は22日、来日1年目での20本塁打到達に意欲を見せた。
「20本行けばそれだけチームに勝つ可能性が上がる。もちろん目標の一つになる」
来日1年目の今季はここまで124試合に出場し、打率・278、17本塁打、74打点、本塁打と打点はチームトップの数字を残す。
その上で目標にしたのが20本塁打だ。球団の来日1年目助っ人で20本塁打以上を記録すれば2004年に40本塁打したグレッグ・ラロッカ以来、18年ぶりの偉業達成となる。
チームとしても最多本塁打が20本を超えなかったのは丸、エルドレッドが19本で並んだ15年以来。不名誉記録回避に向けても助っ人への期待は大きい。
9月は不調に苦しんだ時期もあったが、14日・阪神戦(甲子園)から先発復帰すると5試合で23打数11安打の打率・478、12打点、2本塁打というすさまじい猛打ぶり。20発へ残り4試合で3発とハードルは高いが勢いは十分だ。
もちろん、最大の目標はチームの逆転CS進出にある。
「今、それより大事なのは勝つこと。もし届かなくてこのまま17本でもチームが勝てればそれはそれでいい」
残りはすべて本拠地マツダスタジアム。8本塁打を記録した地元にアーチを掛ける。