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広島5カードぶり勝ち越し 宇草人生初サヨナラ弾で興奮「あれ、やばいっす」

 延長11回、サヨナラ弾を放った宇草(38)を迎えるカープナイン(撮影・飯室逸平)
 延長11回、サヨナラ弾を放つ宇草(撮影・立川洋一郎)
 延長10回、右翼スタンドへ同点の5号ソロを放つ坂倉(撮影・立川洋一郎)
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 「広島5-4阪神」(22日、マツダスタジアム)

 広島が今季4度目のサヨナラ勝利だ。4-4の延長十一回。2死から打席に立った宇草孔基外野手(25)が、守護神のアルカンタラから人生初のサヨナラ弾を決めた。3-4の延長十回には坂倉が同点の5号ソロ。最終盤の一発攻勢で手にした白星だ。チームは5カードぶりに同一カード勝ち越しを決め、3位を死守。今季の阪神戦は10戦で9勝1分けの負けなしだ。

 広島の夜空に今季一番の快音が響いた。右中間方向へ舞い上がった打球を右翼手・佐藤輝が追った。白球は視線の先へ。大歓声が球場を包むと同時に、宇草は右拳を高々と突き上げた。人生初サヨナラ弾でチームを3位死守に導いた。

 「めちゃくちゃうれしいですね。先輩方とか、チームの人たちが待っていてくれるの、あれ、やばいっす」

 4-4の延長十一回2死となって出番がきた。マウンドには回をまたいだ守護神のアルカンタラがいた。堂林、曽根が三振に倒れた直後。初球から積極的に振り抜き、152キロの直球を完璧に捉えた。

 手応えはあった。ただ、弾道が低かったため「入るとは思わなかった」。三塁を回ると、本塁後方に満面の笑みを浮かべたチームメートが待っていた。

 「(三塁で)河田さんが喜んでくれて、タッチしてから三塁を回ったらアツさん(会沢)とか崇司さん(上本)とか、みんなが待ち構えてくれていた。それが一番うれしかったです」。最高の瞬間だった。

 交流戦終盤からスタメン出場が増え、確実に存在感を示してきた。「良いイメージを積み重ねてきて、それが一つ再現できたかな」。打撃練習では中堅から左翼方向を意識してスイング。大きな結果は自信となり、弾みになる。

 3-4の延長十回は、坂倉が起死回生の5号ソロで試合を振り出しに戻した。背番号31は「打ったのは真っすぐ。みんなが頑張っているので、何とか追い付くことができて良かった」と充実感をにじませた。

 序盤はつなぎの野球で得点し、最後は一発攻勢で逆転勝利した。カード勝ち越しは5カードぶりだ。佐々岡監督は「坂倉にしろ、宇草にしろ、大きな一発になりました」と賛辞を贈った。

 今季4度目のサヨナラ勝利。阪神戦は10戦負けなしの9勝1分けだ。延長戦で守護神を打ち崩した粘り強さは、チームに大きな推進力をもたらすはずだ。

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