広島・マクブルーム 26戦連続出塁 4番の意地 プレーで示した「チームに貢献したい」

 7回、適時打を放ち左腕を掲げるマクブルーム
 6回、左前打を放つマクブルーム(撮影・伊藤笙子)
2枚

 「巨人4-2広島」(18日、東京ドーム)

 敗戦の中で広島のライアン・マクブルーム内野手が4番の意地を見せた。3点を追う七回2死二塁から今村の外角146キロを右前に運ぶ適時打にした。

 「すごくシンプルに来た球をはじき返して、どうにか1点を取りたいと思った。逆らわずに打つことができました。1点ずつでもチームに貢献したいという気持ちで打った」

 四回には山崎伊から四球を選び4月13日・ヤクルト戦から続く連続試合出塁は『26』まで伸びた。

 「どういった形であれ、塁に出ることができればそれが得点につながる。いいんじゃないかな。もちろん安打で出塁もうれしいが、とにきは泥くさく四球でも塁に出られればチームに貢献できる」

 出塁への強いこだわりを口にした。言葉通り出場38試合中、出塁できなかったのはわずか3試合。どんな形でもチームに貢献を、の精神を着実にプレーで示している。

 チームは引き分けを挟んで3連敗。佐々岡監督は「形は作ったけどあと1本が出なかった。ウチはジャイアンツと比べると一発が少ない。ウチはウチの野球をやるだけ。つながればね」と振り返った。

 今は我慢のとき。快進撃を見せた開幕時のようにつなぎの野球を徹底するだけ。助っ人がお手本を見せてくれている。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス