広島 またも八回に崩れる 中崎、塹江で勝ち越し点献上

8回、降板する中崎(撮影・神子素慎一)
 8回、加藤に勝ち越し適時打を許しベースカバーに走る塹江(撮影・神子素慎一)
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 「中日-広島」(30日、バンテリンドーム)

 広島が八回、痛恨の勝ち越し点を献上した。

 先発・森下が7回2失点の力投。味方が同点とした直後の八回から2番手で中崎が登板した。だが、先頭阿部、高橋に連打を浴びて無死一、二塁。さらに犠打で1死二、三塁とピンチが広がったところで、佐々岡監督が塹江に交代を告げた。

 塹江はA・マルティネスに死球を与え、1死満塁。続く加藤には中前適時打を打たれた。福留には中犠飛を許し、2点ビハインドとなった。

 中崎はセットアッパーとして奮闘してきたが、28日のヤクルト戦では八回、2点リードの場面で登板し、3者連続四球を与えるなど4失点。チームはこの回だけで9失点し、逆転負けを喫していた。

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