広島 大瀬良が圧巻の2安打完封!二塁も踏ませず 球団通算4500勝に導く

 勝利を喜ぶ大瀬良ら広島ナイン(撮影・神子素慎一)
 7回、溝脇の打球を好捕する上本(撮影・神子素慎一)
 5回、石川昂の打球を好捕し一塁へ送球する小園(撮影・神子素慎一)
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 「中日0-1広島」(29日、バンテリンドーム)

 広島はエース大瀬良が中日打線をわずか2安打、二塁すら踏ませない快投で自身2019年8月2日・阪神戦以来となる無四球完封。ハーラートップに並ぶ4勝目を挙げた。

 広島は史上9球団目となる4500勝を達成した。

 ヒーローインタビューで大瀬良は「勝つことだけを考えてマウンドに上がりました。根気強く低めにボールを集めて投げていこうと思ったいい結果につながってくれて良かった」と振り返った。

 唯一の得点となる先制の一発を放った堂林については「相手の高橋くんも素晴らしい球を投げていて手ごわいなと思って投げていた。本当に心強かった」と笑顔。

 最後に球団4500勝については「歴代の先輩方が積み上げてこられた勝ちに僕たちも名前を刻むことができてうれしい。これからも1勝1勝積み重ねていきたい」と話した。

 打線は五回2死。堂林が先制の2号ソロ。中京大中京の後輩、高橋宏の直球を捉え左中間席へ放り込んだ。

 大瀬良は前回登板、22日のDeNA戦では九回に失点し、完封ならず。この日は117球を投げきり、前回の悔しさも晴らす完封劇となった。

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