広島・中村奨成がアピール継続に意欲「向かっていく気持ちを忘れずに」
広島・中村奨成捕手(22)が24日、アピール継続での1軍生き残りを誓った。ここまで対外試合3試合は9打数4安打。打率・444と、持ち味の打撃で結果を残している。
打順は3試合とも「2番」を担った。中軸につなぐ重要な役目。「状況に応じて考えながら。簡単にアウトにならないというのもある。チームバッティング、つなぐ打撃も今後意識して取り組んでいきたい」。長打が打てて脚力もある攻撃的な2番打者として、より磨きをかけていく。
22日のDeNA戦は3打数無安打だった一方、重視するのは切り替え。「好不調の波を少なくできるように。打てない時にしっかり反省して、次の日に引きずらないように」と自らに言い聞かせた。
キャンプ中の対外試合は今週末26、27日の2試合を残すのみ。開幕1軍に加え、外野のレギュラー奪取に向けたサバイバルは続く。「強い真っ直ぐもですし、いかに(相手の)ウイニングショットをはじき返せるか。去年、たくさんの投手(の打席)に立ったわけではないので、しっかり初対戦の中で向かっていく気持ちを忘れず、やっていけたら」。勝負の5年目、貪欲に結果を求めていく。