カープ誠也の穴 沖縄6試合でし烈バトル期待 佐々岡監督「まだまだ競争意識を」

 「広島春季キャンプ」(13日、日南)

 広島の佐々岡真司監督(54)が13日、外野陣に対し、沖縄2次キャンプでのさらなるアピールを求めた。沖縄では16日の練習試合・DeNA戦をはじめとして、計6試合の実戦が予定されている。鈴木誠のメジャー移籍が実現すれば外野3枠が白紙になるだけに、し烈なバトルを期待した。

 外野は今春の最激戦区だ。日南では定位置を奪おうと、連日のアピール合戦が繰り広げられた。佐々岡監督は「みんなが必死だった」と総括し、「まだまだ競争という意識を持って沖縄へ行ってほしい」と力を込めた。

 11日の紅白戦では、ドラフト3位・中村健(トヨタ自動車)が左越えにチーム1号の2ラン。野間、堂林、中村奨、正随がそれぞれ複数安打を記録した。12日の紅白戦でも宇草が2本の三塁打を放ち、大盛が右越えソロで存在感を示した。

 沖縄では16日のDeNAとの練習試合から対外試合が始まり、計6試合が予定されている。生き残るためには、他球団相手に結果を出すことが必要だ。

 新型コロナウイルス感染で1軍スタートではなかった西川や長野は、昇格へ向けて準備を進めている。西川はこの日の午後、1軍がキャンプを打ち上げた天福球場で黙々と打撃練習で汗を流した。

 実績組の入れ替えについて指揮官は「必ずではないが、今ファームにいる選手の報告がよければ当然」と言い切った。体調面なども考慮し、1軍合流は3月に入ってからになる見通しだ。

 「沖縄に行って、実戦の中でレベルアップを含めてできるかどうか。期待している」。頭を悩ます選手たちの活躍を願っている。

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