カープ・羽月「キクさんからレギュラーを取りたい」菊池涼超えで定位置奪取だ

 広島の羽月隆太郎内野手(21)、林晃汰内野手(21)、小園海斗内野手(21)の3選手は同学年で同期入団。世代交代が進むチームの中で、2022年は中心選手として勝利に貢献していく。

  ◇  ◇

 勝負の1年になる。羽月は「キクさん(菊池涼)からレギュラーを取りたい」と大きな目標を掲げた。高い目標設定が自身の成長につながると信じている。

 今オフの課題は明確。昨季117打席で26個を喫した三振を減らすことだ。持ち味の俊足を生かすためにも粘りの打撃が不可欠。昨年12月には動作解析を受けて、フォームの改善にも努めた。

 小園と林が定位置を奪った一方で39試合の出場にとどまった。「テレビの前で活躍を見ていて悔しかった」。新型コロナウイルスに感染したり、右手骨折による手術を受けたことも影響した。

 秋季練習では外野でノックを受けたが、内野手としてのこだわりを強く持つ。しぶとさをアピールし自らの立場を固めていく。

 ◆羽月隆太郎(はつき・りゅうたろう)2000年4月19日生まれ。宮崎市出身。内野手。167センチ、70キロ。右投げ左打ち。小学2年で野球を始め、中学時代に内野手に転向。神村学園に進学すると1年夏からレギュラーを奪取。2年夏に甲子園に出場した。18年度ドラフト7位で広島に入団。

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