広島・大瀬良8勝目 2年ぶり2桁勝利へ「気持ちよくファンに帰ってもらえるように」

ヒーローインタビューを終えファンの歓声に笑顔で応える大瀬良(撮影・立川洋一郎)
 5回、丸を二飛に打ち取り、グラブをたたいて喜ぶ大瀬良(撮影・立川洋一郎)
2回、スリーバントを失敗し、バットをにらむようにしてベンチへ戻る広島・大瀬良(撮影・立川洋一郎)
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 「広島6-2巨人」(8日、マツダスタジアム)

 先発した広島・大瀬良大地投手(30)が7回7安打2失点で8勝目。自身2年ぶりの2桁勝利を射程圏に捉えた。

 初回、松原に初球先頭打者弾を浴び、二回はウィーラーの適時打で2点目を献上。二回までに5安打を集められ「三回からは“いつもと違う大瀬良”でいこうと割り切った」とフォームを修正。それが奏功して、三回以降は無失点に封じた。

 六回1死で大城の打球を一塁・坂倉が捕れず、二塁・安部がバックアップして捕球。ベースカバーに入った右腕は足を思い切り伸ばしてアウトを奪い、二ゴロに仕留めた。野手陣も再三の好守で支え、佐々岡監督は「バックの守備に助けられて勇気づけられた投球だった」と評価した。

 マツダスタジアムでの白星は8月27日以来。残りは3試合に登板する見込みのエースは「残り試合も、何とか勝って気持ち良くファンに帰ってもらえるように」と誓った。

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